顔料ってなんで顔の字が入ってるの?

昔から疑問だったんです

紙とか布とか とにかく色を付けるんなら全部「染料」って言えばいいのに

何故「顔料」というのと分けてるのか

しかもなんで「顔」の字が入ってるのかということです。

 

そもそも 顔料と染料はどう違うのかって解説したページです  

→  染色と科学・染料と顔料

 

分かったのは

①顔料というのは溶けない、染料は溶ける

②油絵とか浮世絵錦絵に使ったのは顔料で、水彩画に使うのは染料

 

だから色を重ねて表現するには顔料、色を混ぜ合わせるには染料

この二つですね。

 

なるほど~

去年、浮世絵の本物を見たときに

筆の先でポチっと付けるような絵柄の表現がくっきりと出るのは

そういうことだったんだと納得しました。

 

でも一番知りたい、なんで顔の字が入ってるのかは

相当探したんですけど答えがなかなか見当たらない中で

深~く探ったところでちょっとだけ、それらしいの発見!!

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 大昔は顔に鉛でも水銀でも色が付けば良いというので塗ったくっていたらしいんです。それで当然薬害があって肌がボロボロになっていたというのが通説。
白と黒はやはり無機化合物の独壇場。その他は鮮やかさでは有機なんでしょうが、昨今のリサイクル利用を考えると色を付けること自体が罪悪感を伴い、色が無いのに着色出来る(?干渉色で色が見える)なんてのに流行りが移行しているみたいですね。

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このコメント読んで考えたんですが

人類が最初に色を使ったのはお化粧だったんだろうと

本能で目を引きたいと思う女性が

石器を削るとか、よくわかりませんがいろんな仕事をしてる時

たまたま手にして、その時 キャ~ カワイ~^^ なんて思ったのが

現代につながってるんじゃないでしょうか

 

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ラスコーやアルタミラの洞窟壁画に色がついたのは

女性が顔に色付けたのを見て、その頃の絵心のあった人が

なんだかムクムク~って衝動が起きて描いたのかな~って。

 

なんだか すっきりしませんが

疑問の一部はちょっと分かったような気がします。あとは

顔の字がどうやってできたのかってことも

ひょっとしたら関係あるのかなって思ったりもします^^

 

染物関係のお仕事に従事されている方で

もしこの記事がお目に留まりましたら

なんで顔料という字を使うのか情報くださいませ~ ^^

 

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